今回一緒に行ったメンバー3名のうち、1名は震災後初の岩手・宮城沿岸部訪問だったので、帰路は海岸沿いを南下するコースで仙台を目指す。まずは朝ごはんのために気仙沼へ。コース途中の田舎道にはウシが居たり、棚田があったりとのどかな景色。

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気仙沼は2013/7以来だが、それほど大きく変わった感じはない。逆に1年以上経っているのに、この程度しか変化してないのもそれはそれでマズい気がする。気仙沼は朝ごはん食べるところが殆どなくて困ったけど、10時開店まで待って入ったお魚いちばの隣の「鮮」の海鮮ちゃんぽんはナカナカ美味かった。

ツレのかた、南三陸に知り合いが居るというので寄り道することにする。お茶する予定だった店が営業してないというハプニングがあったものの無事合流して、被災地の今をいろいろと案内してもらえた。

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まずは志津川高校、ここはYouTubeでも有名な動画の撮影地点。この動画にも案内してくれた方の声が入っているとの事。本当にまっさらになってしまって何もないのが良くわかる・・・1本走ってるキレイな道路はこの裏山を高台造成するのに切り崩した土砂を海岸まで運ぶためのもの。
https://www.youtube.com/watch?v=8vZR0Rq1Rfw
 
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次は志津川中学校、ここは街一番の高台?裏山を切り崩して整地して移転用の宅地を整備しているとの事だけど、先日まで遺跡調査をしていて殆ど手をつけられてなかったそう。材木が積んであるあたりの高さに合わせるらしいが、まだまだ先は長い・・・ それにしても小中高校をすべて高台に作ってあるのは昔の津波被害からの教訓なんだろうけどこの街は徹底してる。足腰強くなりそう・・・

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海に近い小高い公園からの撮影。1年半前に通った時には全然想像もできないような盛り土、復興は進んでいるのだろうがこの景色はどうなんだろう・・・住んでもいないオマエが文句言うなといわれそうだけど、メーカーの再発防止と同じで機械的にやれば良い的なお役所仕事で考えさせられる。本当にこれが正しい解決策なのか?

役所機能の移転先は完成間近で近日中に機能し始めるとの事。確かに役所が機能しないと復興も進まないのだろうけど、それにしても宅地は2年も先でまだまだ仮設暮らしというのを聞いてしまうと、本当の復興はまだ先だなと思う。何か違うヘルプを考えないといけないという気にはなるが、果たして何が出来るか。

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最後に案内してもらったのはすごくキレイな浜辺。となりの駐車場は津波被害にあって柵が壊れてたり、アスファルトの表面が散乱してたりするが、この一画だけは何事もなかったかのようにきれい。案内してくれた方も震災前は毎日のように来て散歩していたとの事。今は仮設が遠くなってしまいなかなか来れないそうで・・・悲しい事です。ここでお別れしましたが、本当に現地の生の声を聞けて良かった。寒い中本当にありがとうございました。

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最後に有名な防災対策庁舎に寄って南三陸町を後にした。ここには観光バスに乗った中学生くらいの子供たちがたくさん来ていたけど、どんな事を感じたのだろう?